御鮨街道の町屋再生

岐阜市靭屋町
建築歴:100年以上 濃尾震災後

平成29年度 岐阜市景観奨励賞
《風景・まちづくり部門》受賞
ページの最後に受賞評価を掲載しています。
ぜひご覧ください。

 
御鮨街道のファサード 間口は、6.5メートル
御鮨街道のファサード 間口は、6.5メートル
入り口より通り庭を見る。奥行きは、35メートル
みせより座敷・中庭を見る
通り庭から2階に上がる階段
入り口より奥行き35メートルの通り庭に立ち上を仰ぐ。左手に階段
2階本座敷。昔の職人の技に感激。
2階次の間
茶室
茶室 貴人口より中庭を見る
通り庭の奥には、蔵が2棟
蔵1 内部 一部2階の床を撤去して空間を一体化した
蔵2 オーナーのギャラリー
蔵2 オーナーのギャラリー
洗面所 町家の雰囲気を損なわないようにデザインした
御鮨街道のファサードの再生
御鮨街道のファサードの再生
入り口より通り庭を見る 奥行き35メートルの深い空間に再構築
蔵2 2階の床を一部撤去して蔵全体を一室空間のギャラリとした
通り庭からみた2棟の蔵も再生して趣のある景観に

平成29年度 岐阜市景観奨励賞 
風景・まちづくり部門

講評 畑中久美子 委員

 岐阜町の御鮨街道沿いにある、元紙問屋の町屋を改装したアウトドアブランドのセレクトショップである。規則正しい格子戸に整えられた店は、入ると奥行きが深く、2つの中庭や、2つの大きな蔵がある。
 町屋とアウトドア商品の組み合わせは、古い町屋が新鮮に見えるほどの
インパクトがあり、まちに新しい風を吹き込ませた。
 この界隈には町屋を活用した店舗やギャラリー、カフェがあり、地域全体で町屋のあるまちなみを尊重する機運の高まりを感じる。嵓 KURA HOLICの様に、規模の大きな町屋は、個人が活用することは難しいが、岐阜のスポーツ用品会社が先陣を切ってまちなみの保全とにぎわい創出に貢献した事例と評価できる。

●所在地/靭屋町43番
●所有者/高木葉子
●出店者/株式会社ヒマラヤ代表取締役社長 後藤達也
●一期工事設計者/八神崇司建築事務所 八神崇司
●一期工事施工者/株式会社リフォーム・コウヤマ
●二期工事設計者/株式会社スペース 木村ユカ
●二期工事施工者/株式会社スペース 百野寛史